yura*'s rakugaki diary

つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

エンジェルロックの能力調整

昨日サービスを開始したエンジェルロックの更新情報に以下のような予告が発表された。

 

 

【予告】メインとアシストの能力差の改善について


『エンジェルロック』をご利用いただき、誠にありがとうございます。

メインエンジェルとアシストエンジェルの能力について
運営チームの想定以上の格差が生じていることが判明いたしました。
皆様には多大なご迷惑をおかけして、誠に申し訳ございません。

運営チームとしては、メインエンジェルもアシストエンジェルも
皆様に大切に育てていただきたいという願いがございますので、
近日中にアシストエンジェルの能力向上を図る対応をさせていただきます。
この能力向上は、今後登場するアシストエンジェルだけでなく
すでに皆様の部隊の一員となっているアシストエンジェルにも適用されます。

詳細が決まりましたらご案内させていだきますので、
続報をお待ちいただければ幸いです

引き続き「エンジェルロック」をよろしくお願いいたします。

エンジェルロック運営チーム一同

community.games.dmm.com

 

 

メインエンジェルはデート可能な5人のメンバー。アシストエンジェルはガチャで引くことができるメイン以外のキャラクターのこと。

 

メインエンジェルは元々はレアリティが☆4なのだが、デートで第3ステージの「ヨコハマ 海岸通り」まで攻略すれば☆5になる。

 

現在入手可能なアシストエンジェルのレアリティは☆5なので、メインエンジェルは実質最高レアリティ。

 

さらに、メインエンジェルの方が育成での成長率が高いので、序盤で入手できる育成アイテムを使って可能な限り成長させたときに、どうしてもメインエンジェルの方が強くなってしまう。戦闘力に約2倍の差が。

 

そこで、運営さんはアシストエンジェルの能力値をメインエンジェルに合わせて上方修正をする対応。これが吉と出るか凶と出るか。

 

こういった場合の対応を考えるときに、桝田省治先生の「ゲームデザイン脳」に書かれていた話を思い出す。

 

ゲームデザイン脳 ―桝田省治の発想とワザ― (ThinkMap)

ゲームデザイン脳 ―桝田省治の発想とワザ― (ThinkMap)

 

 

RPGにおいて、製作者の想定より、プレイヤーが中盤の敵を強すぎると感じた場合にどう対応するかという話。

 

一番楽な対応としては、敵を弱くすることが考えられる。しかし、この対応をすると、中盤以降の敵をすべて調整する必要があり、愚策とのこと。

 

プレイヤーの敗因を分析し、なぜ製作者の想定と違うプレイになったのかを考えなければならない、ということらしい。

 

支援・回復が必要な敵にもかかわらず、攻撃力だけでごり押しするプレイヤーに対しては、支援や回復の必要性をNPCに語らせるなどが対応例として挙げられていた。

 

今回のエンジェルロックの場合に当てはめるとどうか。

 

まず、テストプレイにおいてアシストエンジェルを使用していないことは考えにくいので、敵に対してアシストエンジェルが弱い、ということは考えにくい。

 

おそらく、メインエンジェルが強すぎるのだ。

 

この場合、メインエンジェルに合わせてアシストエンジェルを強化することは、相対的に敵が弱体化することになる。

 

アシストエンジェルのアップデートに合わせて敵を強化するという手もあるが、結局テストプレイをやり直さなければならない。

 

上方修正以外に考えられる対応としては、メインエンジェルのコストを高くしたり、1チームに1人しか配置できないようにしたりする、という方法がある。

 

コスト増加方式であれば、定数設定を変更すれだけで簡単に対応できそうだ。配置人数制限はシステム改修が必要となる。

 

他には、せっかくのスキル制なので、ボスに有利なスキルを、アシストエンジェルのみ装備可能にするという方法もある。

 

どちらにせよ、初日に発覚する育成上の問題をテストプレイ時に放置していたことには疑問を覚える。

 

時間がなくテストプレイの時間が確保できなかったのかもしれない。

 

 

 

当ブログはAmazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。