yura*'s rakugaki diary

つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

ファースト・プライオリティ

 山本文緒先生の『ファースト・プライオリティ』を読了。

 自分が一番大切にしていることやものをテーマとした短編集。

 1話1話がかなり短いので、サクサクと読み進めることができる。その分、どこか中途半端なイメージを与えてしまう作品もあるが、その余韻を楽しむのもまた良し。

 ハッピーエンドの作品はあまりなく、ほとんどがどこか狂ったような終わり方をするのも山本先生ならでは。でも、誰もがどこか狂っているのだから、それで良いのだ。

 次は、『ブラック・ティー』を読もう。

当ブログはAmazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。