yura*'s rakugaki diary

つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

ありうべからざる今を見よ

 Re:ゼロから始める異世界生活のアニメを観ていたら、「ありうべからざる今を見よ」というセリフが登場した。

 リゼロの主人公は、死ぬことで特定のポイントまで時間を戻すことができる能力を持っている。この能力を多用して数々の困難を乗り越えるのだが、とある試練に挑戦する中で、自分が死んだ後の世界を見ることになる。そのシーンで最初のセリフが登場する。

 主人公は死ぬことで新しい世界線に移動(死に戻り)しているのだが、他の人々は当然主人公が死んだ世界に残されたまま。

 この現象と同じことがおきそうなのが、シュタインズゲート。主人公の岡部倫太郎が、電話レンジ(仮)によって自らの記憶を別の世界線の自分の脳へ送り込む。一見、タイムリープしているようだが、元の世界線の自分は結局別の世界線へ思いを託しただけで、移動はしていない。

 まゆりと助手を救った世界線の裏に、バッドエンドの世界線の岡部倫太郎が数多存在するのだと思うと、手放しでは喜べない。そのあたりがどう描かれていたか忘れてしまったので、もう一度、シュタインズゲートが見たくなってきた。

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