その白さえ嘘だとしても 読了
2018年6月7日
「その白さえ嘘だとしても」を読み終えた。最初に感じた違和感は、勘違いだった。そして表紙の子は、まさかの……
階段島シリーズの設定に、何となくFF8とのシンクロを感じる。魔女、灯台、白の家。最近プレイしていたからかもしれないけれど。
「その白さえ嘘だとしても」は、結末を先に決めて、そのために頑張って設定をこじつけたような印象を受けた。1巻の「いなくなれ、群青」のように、綺麗だけれど輪郭がぼやけた雰囲気とは違い、登場人物毎の一人称で順番に、清濁問わず、描かれた現実的な作品となっている。
クリスマスイブの演奏会奏者、中等部の豊川さんのヴァイオリンの弦が切れたことがきっかけで始まるこの物語。イブにまつわる七不思議、Amazonを含む通販が遮断され、そこには凄腕ハッカーの影が……
少し主人公が達観しすぎていて怖いが、あいかわらず真辺さんが可愛いので良しとしよう。
そして、続く、3巻「汚れた赤を恋と呼ぶんだ」は一転、現実世界の七草と真辺さんがメインのお話。イケメン長身の「100万回生きたねこ」も登場するよ。やったね。
そして何やら七草と真辺さんの間の関係性にも変化の兆しが。どうなる佐々岡っ。乞うご期待!
さて、今日はテレビでドラゴンボールの青髪美人がいたので気になって調べてみた。が、わからず。多分ブルマだと思うけれど、なんか雰囲気が違う。それでも可愛い絵があったので模写。こんな子ががめついおばさんになってしまうなんて。