自分の人生を生きるということ

　年を取って自分の人生の舵を自分で取るということが少しずつ分かってきた。

自分の人生を生きられないという病　～「生産的」いい人と「非生産的」いい人・１～ (ベスト新書)

　今まで、何かをするにつけて人の目を気にしてきたのだが、最近そういったしがらみから離れて、本当に自分がしたいことを中心に考えることができるようになってきた。

　心がとても穏やかな気分で、悪い気はしない。今までなんでこういった考えができなかったのか不思議だが、逆に今までがあったからこそ自分の人生の舵を握る大切さに気付けたのだと思う。

　自分で決めて、その結果のすべてを自分の責任として受け入れることは、誰かのせいにするよりもずっと楽だ。失敗も成功もすべて自分のものだから、誰かに何かを言われても気にならない。

　このまま穏やかな気持ちで生きていきたい。