yura*'s rakugaki diary

つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

言の葉の庭

 新海誠監督の小説『言の葉の庭』を読む。

 新海誠監督の『秒速5センチメートル』が大好きで、原作であるアニメ映画の『言の葉の庭』は公開初日に観に行った。

 靴職人を目指す主人公の高校生孝雄と、生きることに悩む年上の女性雪野。二人が新宿御苑の東屋で出会い、物語が動き出す。

 今までの新海監督作品よりもさらに実写動画に近い描きこみで、逆に違和感を感じたのを今でも覚えている。さらに、内容が自分の心の影の部分をえぐられたような話だったので、正直かなり参ってしまい、BDを購入していたものの一度も観ることなく今に至る。

 たまたま暇つぶしに、これまた買ったまま放置していた小説を読んだところ、思っていたほど辛い感情は湧いてこず、むしろとても素敵な作品だと感じることができた。自分の考え方が変わったからなのか、時が解決してくれたからなのか分からないが、どちらにしても良かった。

 小説を読み終わったらBDも観てみようと思う。

 

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