サクラ、サク。 その３
サクラ、サク。3巻を読む。
ついに咲と陽希が互いに意識し、もう一歩というところまできた。一方、咲の友達の琴乃が、陽希と付き合い始めたという驚きの事実が発覚。
実際は、琴乃が元カレから付きまとわれていることを知った陽希が、琴乃を庇うためについた咄嗟の嘘だった。そうと知りつつも、モヤモヤする咲。
一方で、同じように陽希を好きな琴乃も、咲と陽希の関係にただならぬ気配を感じている様子。そんなときに、少し空気が読めない（読まない？）井竜という男子生徒が現れ、咲を自分と同じバイト先に紹介。
突然咲から男の名前が出てきて今度は陽希がモヤモヤ。琴乃の恋人を演じているので咲と話をするタイミングもなかなか取れない。なんとか公園で咲と話ができたのだが、そこを運悪く井竜に目撃されてしまう。
果たして咲、琴乃、陽希の恋の行方は……
面白かったので、あっという間に読み終わってしまった。段々と人間模様が交錯しはじめ、盛り上がって来たので続きが楽しみ。毎回表紙も素敵。
話の雰囲気は、アオハライドに近い気がする。みんなでワイワイ楽しく思い出を作っていく感じ。控えめに言って、好き。
