yura*'s rakugaki diary

つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

サクラ、サク。 その2

 サクラ、サク。2巻が発売。さわやかな表紙が素敵。

 1巻の感想はこちら。

yura-rakugaki.hatenadiary.jp

 咲坂先生のあとがきにもあるように、デジタル環境での制作に慣れたこともあってか、作画の安定感が増して読んでいて心地よい。

 1巻ではわかりにくかった人間関係が、2巻で明確になった。主人公咲が、憧れていた亮介ではなく、亮介の弟で同級生の陽希を恋愛対象としてはっきりと意識し始める。

 さらに、咲の友達琴乃が彼氏の浮気をきっかけに別れを経験、陽希の優しさに触れて、陽希のことを……これは、修羅場の予感。とはいえ、咲坂先生の作品なので、丸く収まることを期待したい。

 咲と陽希が亮介のバイト先を訪れる前に寄ったゲームセンターでのラムネちゃんぬいぐるみのエピソードが泣ける。

 2巻となって、「サクラ、サク。」の世界観になじんできたので、かなり面白くなってきた。

 早く続きが読みたい。

 

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