yura*'s rakugaki diary

つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

シン・ゴジラ

 U-NEXTで『シン・ゴジラ』を視聴。

 ゴジラに焦点を当てるのではなく、ゴジラが出現したことであぶり出される、政府や日本の構造のメリット・デメリットが主題となっていた。

 ゴジラの初上陸時は、想定外の事態に対応が後手後手となり、無駄な会議の連続。生物学者3人を読んだにも関わらず、何の糸口も見いだせずに無駄となった専門家会議の場面は、実際にありそうで笑ってしまった。

 ゴジラが成長するにつれて、人間側の組織も成長していく様子が描かれることが、本作の魅力を引き出している。

 初代ゴジラビキニ環礁沖の水爆実験がモチーフになっていたが、本作は、どことなく福島の原発事故を想像させる。実際に、このような舞台裏があったのかもしれない。

 

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