木村九段
日曜日に第68回NHK杯テレビ将棋トーナメントを観た。森内九段と三枚堂六段の対局。
解説として登場した木村一基九段の語りが分かりやすく、非常に面白かった。
飾らずに、思ったことを話す姿勢にとても好感が持てた。
風貌がジョイマンの高木さんに似ている点も素敵。
ネットで調べると、やはり人気な棋士のようだ。
この記事のタイトルは、戦型の攻め受けのことだったが、記事の後半には面白いという意味合いの「受け」についても触れられており興味深かった。
後半歩でタイトルを逃している木村九段が、記事の最後にこう語る。
才能は……あるんでしょうけど、努力によっていかようにもなる。(中略)ただ、いくら頑張ってもダメだというくらいの才能の開きというのは…………あるんだろうなと。
努力の化身ともいえる一流棋士が才能という言葉を発すると、やはり重みが違う。タイトルを取るには努力はもちろん、才能も必要、ということなのだろう。