TOCFL 華語文能力測験
以前、魔法少女小帕や高雄捷運の高捷少女をのイラスト見て以来、台湾に行きたくなって、台湾華語を少しずつ習得中。
日本には、台湾華語用の教科書があまりないので、とりあえずAmazonにあった、「今日からはじめる台湾華語」を購入。
場面ごとに3往復ほどの会話例が掲載されており、繁体字の注音符号ボポモフォの読み方もしっかり学べて非常にわかりやすかった。
CDの音声も、ゆっくり、はっきり発音してくれるので聞き取りやすく、頭に残る。例文だけなら自然と言えるようになり良かった。
一番好きだったのは、コラムに載っていた、写真撮影の掛け声。日本では「はいチーズ」と言ったり、「イチ足すイチは?」「にー!」と言ったりするが、台湾華語では「西瓜甜不甜?(スイカ、甘い? 甘くない?)」「甜ー!(甘ーい!)」と言うらしい。これは是非、現地で記念写真撮るときに言ってみたい。
逆に、文法についてはおまけ程度で簡単にのっているだけなので、例文から外れた会話ができるようにはならない。
ちなみに、この本の発音を聞き取れるようになったので満足していたら、「旅する台湾華語」という本を購入して、CDを聞いたときに全く聞き取れずに愕然とした。
こちらは、実際の飛行機内のアナウンスなどを再現しており、会話速度も速い。本当に会話を楽しもうと思うと、このレベルが必要なのだろう。先は長い。
ちなみに、こちらの本は台北メインの内容。ぜひ高雄編も出してください。
他におすすめの教科書は、「實用視聽華語」。TOCFLのサイトのリンクにあるネットショップから購入できる。
小学校の教科書のような感じで、必要な単語を順を追った例文で覚えられ、わかりやすい。
解説や訳語が英語なので、最初は戸惑ったが、英語も一緒に覚えられるので一石二鳥。CDがMP3形式なので、古いプレイヤーでは再生できないのが残念。
少し学習すると、目標が欲しくなってきたので、TOCFL(華語文能力測験)というTOEICの台湾華語版のような試験を受けてみた。大ランクがA、B、Cとあり、Cが最上級。Aが一番簡単な試験。もちろんAを選択。
各級ごとに1,2と二つの小ランクが設定されており、それぞれ基準点が設けられている。C2が最高レベルで一番下がA1。
とりあえず、TOCFLの過去問を解くと、聴力測験(リスニング)が全く解けなかったので、ひたすら同じ問題のリスニングだけ聞き続けた。それでもやっぱり、ほとんどわからず。
不安なまま受験会場へ。小学生低学年くらいの子供から、高齢の方まで老若男女さまざまな層が受験していた。
試験開始。案の定、聴力測験(リスニング)は、ほとんど聞き取れず。唯一、「西瓜」という単語だけは、例のコラムのおかげでバッチリ聞き取ることができた。やったね。
閲読測験(リーディング)については、それほど日本語と変わらない感じなので、そこそこの手ごたえ。
結果……
- 聴力測験 43/80 A1
- 閲読測験 70/80 A2
A1は40点が基準点なのでギリギリ! 西瓜に助けられました。ほんとにありがとう。閲読測験はA2に食い込めたのでよかった。そういえば、問題文にあった、ダイエットの法則が面白かった。
最後に、YOUTUBEでおすすめチャンネルとおすすめ学習サイトを紹介。
CTI中天新聞24小時HD新聞直播 │ CTITV Taiwan News HD Live|台湾のHDニュース放送| 대만 HD 뉴스 방송|
EBC 東森新聞 51 頻道 24 小時線上直播|Taiwan EBC 24h live news|台湾 EBC ニュース24 時間オンライン放送|대만 뉴스 생방송
どちらも、台湾華語でニュースを見ることができるので、現地の情報を知ることができる。高雄の韓国瑜市長の名前がよく出ていて、最初台湾なのに韓国のニュースが多いな、と勘違いしていた。ばいきんぐの小峠さんに似てないこともない。
時々入るドラマのCMも面白く、機会があれば見てみたい。
こちらは無料で利用できる台湾公式の台湾華語学習サイト。少し古めかしいが、動画で例文を学べるのでおすすめ。500字で学べると謳っているが、例文中、唐突に難しい言葉が出てくるので、割り切って楽しむといいかもしれない。
このサイトでテレサテン(鄧麗君)の「梅花」という歌を知り、好きになった。現地のCDショップで探してみたい。
ボートレースゲーム
コンソールオセロゲームの棋力アップに限界を感じたので、新たな暇つぶしゲームを作成。
オセロに関してはWZebraというフリーソフトで解析することで一手ごとの評価値が分かる。一生懸命CPUと時間をフル動員して叩き出した結果が最善手でなかった時のショックがかなり応えた。また、良い選択アルゴリズムが思いついたら改良したい。
さて、新たなゲームは、ガラケー時代に面白かった競艇ゲームをプレイした記憶があったので、再現できないかと思ってボートレースゲームにしてみた。
そもそも、競艇のルールがわからないので調べる。
YOUTUBEの「ういちの一人舟」シリーズが面白く、勉強になった。たまに挟んでくる、ういちさんのうん蓄が興味深い。
スタート展示やら、コース取りなどは難しいので省略。とにかく周回すれば、御の字。
レースゲームでのCOM制御は、コース上にポイントを設定して、そのポイント付近を通過するように方向を調整するのが王道のようだ。
ちなみに初代マリオカートをスクラッチというプログラム教育サイトで再現したものを発見。これをスーパーファミコン時代に実装しているというのがすごい。疑似3D恐るべし。
https://scratch.mit.edu/projects/36711178
プログラムをいじってミドリ甲羅を大量にカタパルトするとカオスなことに。
さて、今回は、ポイント設定をせずに、単純にコースを4分割し、上下の直線コースは加速、左右ではターンを行うという、人口無能にした。
曲がり切れずに壁に衝突することもあったので、これまた壁に近づくと壁を避ける方向にターンするよう設定。
これで、なんとかCOMの艇が自動で操舵できるところまでは来た。
画面は相変わらず配列で表現。でも、この作業が一番楽しい。
FPSも一応設定できるが、画面クリアのタイミングで結局チカチカするのであまり意味なし。
さっそく、COM戦をしてみるが、COMが強すぎて、自分が操縦すると勝てない。勝てないので面白くない。
画面上の「~」マークは、ボートの後ろにできる引き波を表現したつもり。一応接触するとスピードが落ちる。
現状ランダム要素が、自分の操作のみなので、COMオンリーだと毎回順位固定になる模様。
ターン時の角度や、水面の状況にランダム要素を入れたほうがいいのかもしれない。そしてランダム要素を入れることで、結局コース上にポイントを設定しないと、逆走したりする舟が発生することになるというオチ。合掌。
あいりすミスティア
昨年末から暇つぶしにあいりすミスティアというゲームをちょこちょこプレイ中。
月は東に日は西に 〜Operation Sanctuary〜(通称はにはに)の製作メーカーであるオーガスト(August)が手がけたオンラインゲーム。
プレイしてみてよかった点
- キャラクターが個性的でかわいい
- 絵に統一感がある
- BP(プレイするのに必要なポイント)の回復が早い
- 戦闘がオートにできてサクサクすすむ
- 無課金でもガチャでレアキャラが出ることがある
- イベントアイテムがたまりやすい
改善点
- 敵の名前が雑
- 画面遷移時のロードが多い
- キャラのアビリティやスキルのセットに一癖ある
ソーシャルゲームにありがちな、絵師によってキャラのデザインが全く違うということもなく、全キャラ統一感があり、それでいてちゃんとキャラが立っている、というのは大きなポイント。
やはり有名ゲームメーカーなだけはある。スキル使用時に表示される演出もプニプニ動いていてかわいい。
キャラクターの衣装ごとに立ち絵があるので、普通のゲームよりも描く枚数が多いのでは。
出撃するために必要なBPの回復が早く、ガチャを引くためのフレアライトの回収もハードルが低いため、課金を煽ってくる雰囲気は今のところ感じない。
ショップでアイテムを交換したり、施設のレベルを上げるために必要な冥界銭も出撃の曜日クエストにある冥界ハントですぐに貯めることができる。
ガチャも甘いというほどではないが、ガチャを引くためのフレアライトがたまりやすく、初回は半分の1500フレアライトで10連を引くことができるため、数で勝負できる。
また、対人要素もないため、焦ることもなく、自分のペースでプレイできるのもGOOD。
ただ、画面遷移時に、ほぼロード(1秒~3秒)が入るため、少しストレスを感じるところは改善点だ。
またスキルやアビリティのセットも、未セットのスキル・アビリティの効果を見ようとしてクリックするだけでセットされてしまい、元に戻す手間がかかる。
一度セットしてしまえば、テンプレーとで保存できるので、忘れずに保存しておきたいところ。
現在6章まで公開されているが、敵との相性やスキル・アビリティの育成をしながらプレイしていれば無課金でも問題なくクリアできる。
逆に、イベント中にドロップ率が低いと指摘があった場合にドロップ率を上げるなど、素早く丁寧な対応をしすぎて、今後の安定した運営(経営面)が可能なのか心配になってしまうくらいだ。
ちなみに、個人的にお気に入りキャラはエルミナ。
性格はちょっと変わっているが、髪型と服装がタイプ。
この髪型は、ぱっつんボブというらしい。羅川真里茂先生の「いつでもお天気気分」に出てくる茶道部の部長、石橋道代を見たときに、すごく好きになった髪型。私も道代部長に柄杓で叩かれたい。赤馬竜次もかっこよくて好き。
オセロ
久しぶりに何か作りたくなったので、C言語でコーンソールオセロゲームを作成。AlphaZeroにあやかりAlphaOthelloと命名。
似非UIは昔作った将棋プログラムのソースを流用。
とりあえず、ルールを実装。将棋とは違って左上基準で横にabc…fgh、縦に123…678とカウント。a1からh8までの64マス。左上基準だと、二重配列にした盤面へのアクセスがシンプルで助かる。将棋は右上基準なので変換に苦労した記憶が。
さらに配列アクセスが楽になるよう、壁も盤面に加えて10×10の盤面に。
一人でも遊べるようにコンピュータとの対戦を可能に。
将棋もだが、オセロはもっと初心者なので定石がわからない。そこで、深く考えずにモンテカルロ法を採用。要はランダムに打った手の中で一番勝率の高いものを選択するだけ。長所は、そこそこな手が打てること。短所は、相手が最善手を選び続けるとあっさり負ける。
完全解析され後手必勝が証明されている4×4のオセロをモンテカルロ法で自己対局したところ、以下のように先手が勝ちになった。だめだこりゃ。
白白白黒
白白黒黒
白白黒黒
黒黒黒黒
将棋でも試しにモンテカルロ法を採用してみたら、とんでもない手ばかり指すした。プロは本当に有力な手を見抜く能力が高いからこそ、強いのかもしれない。
本当は最善手候補を絞ってからモンテカルロ法をしてもよいのだが、最善手を絞る方法が思いつかなかったのであきらめる。
時間があるときに評価関数でも組み込もう。個人的には探索して評価するのが腑に落ちないのだけれど。その瞬間の盤面のみで評価できないものだろうか。探索した結果を今の盤面の状態が内包していると思うのだけれど。
さて、とりあえず、完成したので対局してみる。私は素人なので、強い相手を探す。
最初以下のサイトと対局しようとしたが、時々サイトが反応しないので中止する。
そして以下のサイトと対局。
こちらは可能な手1手につき20000回のランダム対局した勝率(勝ち+引き分け)から手を選択。約90秒。それに対して相手は最も強くしても瞬時。
結果、+8石負け。
最初は接戦だったが角を取られたあたりから雲行きが怪しくなってしまった。終盤、最後の抵抗を試みるも逆転できず終了。こちらの手の選択肢を狭めてくるのがうまい。
以下、棋譜。
先手(黒):AlphaOthello
後手(白):オセロサイト
c4e3f6e6f2c5c6d3c3d2d6e2f1e1d1f5f3b4b3f4g5g4g3g6h6b5a3a4a5h4h3h2g2h1g1h5c1c2h7g7b1b2a6a7a1a2b6c7a8e7d7c8g8h8f7b7e8f8b8d8
全然関係ないが、はたらく細胞というアニメが面白かった。ほのぼのしたタイトルに似合わず、血しぶき舞い散る超展開。主人公の赤血球(この時点で面白い)の特徴のある声が、花澤香菜さんかな、と思ったら、やっぱりそうだった。