キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方1
『キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方1』を読む。
ひょうなことからいとこの姉弟と同居することになった高校2年の主人公。
久しぶりに会ったいとこのお姉さん、かれんが可愛くなっていることに驚く。そのかれんは、この春から主人公の学校の美術の教師となったのだった。
主人公は家事を万能にこなせるのだが、おいしいコーヒーのいれ方だけはよく通っている喫茶店のマスターに勝てない。いつも落ち着いているマスターに憧れを抱く主人公。
そんなマスターとかれんの間にも何かしらワケがありそうで……
天使の卵と比べると、だいぶライトな読み心地だった。展開も含めて、ライトノベルに近い雰囲気。それでもやっぱり切ない心の動きなどはさすが村山先生。
一気に読んだので、さっそく次の『僕らの夏』を読むとしよう。