yura*'s rakugaki diary

つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

情報処理安全確保支援士 合格法

今年の春、情報処理安全確保支援士(旧情報セキュリティスペシャリスト)に合格したので、勉強方法を紹介しようと思う。

 

合格して分かったことは、情報処理安全確保支援士の試験は「決して落とす試験ではない」ということ。

 

基本情報処理、応用情報処理と取得してからの受験のため午前Ⅱからの試験だった。

 

初めて情報処理の試験を受ける方は、まず基本情報処理試験や応用情報処理試験にチャレンジしてみると段階的に知識を習得できてよいかもしれない。

 

1.使用したテキスト

 

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2019年版
 

 このテキストのおかげで合格できたといっても過言ではない。

試験対策本というよりは、実務に即応した考え方を学べる本といった内容になっている。

一見すると、試験対策へは遠回りな気がするが、テキストを読んでいるうちに、内容が有機的にリンクしてくる。

一日15分から30分、テキストを読んで、ノートに要点をまとめるだけで、だんだんと理解が深まってくる。

 

2.サブテキスト

 

情報処理安全確保支援士 合格テキスト 2019年度 (情報処理安全確保支援士試験対策)

情報処理安全確保支援士 合格テキスト 2019年度 (情報処理安全確保支援士試験対策)

 

 こちらは先ほどとは逆で最短合格を目指すための試験対策テキストといった内容となっている。

コンパクトにまとまっているので午前Ⅱ対策としては非常に使い勝手が良いが、午後Ⅰ・午後Ⅱのような複合知識が必要な問題に対しては、やはり1で紹介したテキストが有効だと思う。

午前Ⅱで分からない単語が出てきたときは、こちらで索引を引いてみるといいかもしれない。

 

3.問題集

 

情報処理安全確保支援士 合格トレーニング 2019年度 (情報処理安全確保支援士試験対策)

情報処理安全確保支援士 合格トレーニング 2019年度 (情報処理安全確保支援士試験対策)

 

 この二冊で少なくとも午前Ⅱは楽に通過できる。午後Ⅰも穴埋めに出る単語と記述式の要点だけはずさなければ、足きりにはならない。

午後Ⅱも、このテキストに出ている問題をまずは解いてみることで、時間配分や、問題文と問題の対応関係が把握できる。

自己採点して点数が低くても気にしない。実際、私は自己採点で6割を超えたことはめったになかった。

 

4.試験で大切なこと

午後Ⅰ・午後Ⅱはいかに自分の得意な問題を見つけるかが非常に大切だと思う。

私は午後Ⅱで、最初、1番の問題を解き始めた。しかし、途中で、うろ覚えだったDOM形式のXSSの定義が出題されていることに気付き、急遽2番に

変更した。

その時点で30分ほど使ってしまったので、焦ったが、3で紹介した問題集を解いたときに、多少なりとも時間が余ることは分かっていたので、何とか挽回できた。

 

5.最後に

試験が終わった時の感触は、「落ちた……」だった。

SSHの認証方式を間違えたり、なぜか「クリックジャッキング」を「クリックジャギング」と書き間違えたり、散々だった。

それでも、ふたを開けてみると、合格。

そこで思ったのが、冒頭で紹介した、「落とす試験ではない」ということ。

情報処理安全確保支援士として登録すると、登録料や講習費などで数十万円必要となる。

合格した人が多いほど、その合計額は多くなるのだから、あえて合格者を少なくする必要はないのかもしれない。

 

6.おまけ

試験中、パニック発作が襲ってくる人もいるかもしれない。

私もこの試験で初めてなった。

息が苦しく、頭がボーっとする。手や足が痺れて、焦燥感に襲われた。

そんな時は、一旦試験問題にむかうのをやめて、「大丈夫、大丈夫」と自己暗示をかけてることで、落ち着くことができる。

今思えば、あの瞬間試験を放棄しなくてよかったと思う。

正直、合格して世界が変わるかといえば、そんなことはない。

結局は、この試験で得た知識をどう生かすか、その人次第ということだ。

みなさんも、合格という目標を掲げつつ、かといって、それだけに囚われないよう、知識を増やせることを楽しんで頑張ってください。