ロッキンジャパン&コミケC96&SAOエクスクロニクル
怒涛の一週間だった。
8月10日にロッキンジャパン。
8月12日にコミケ4日目。
8月17日にSAOエクスクロニクル。
以下、感想。
ロッキンジャパン
- 台風の影響で天気が曇となり、涼しくすごしやすかった。
- いつの間にポルカが知らない曲ばかりになっていた。
- BUMP OF CHICKENが最高だった。車輪の唄で泣いた。
- 凍らせたペットボトルが気持ちよかった。
コミケ
- これまた曇で涼しかった。
- 待機時間があっという間に感じた。
- 欲しかった宝多六花本が買えてよかった。
- 夢の島駐車場が綺麗に整備され、いつもより混んでいた。
- 晴海の企業ブース展示場は広く、涼しいので快適だった。
SAOエクスクロニクル
- 思ったより待機の時間が少なかった。
- AR音声ガイドが最高だった。自然と話しかけられているような聴き心地だった。
- 音声ガイドのアスナの声のトーンが少し高い気がした。
- 全画面ブースではアインクラッドへのログインシーンが素敵で鳥肌が立った。
- ユイちゃんの復活シーンを再現したミニコーナーが近未来的でよかった。
- 物販、売り切れ多数でほとんど買えず。ユナちゃん人気過ぎ。
とても楽しい1週間でした。
思いっきり散財してしまったので、そろそろ節制しないと……
フィギュア熱 再燃
昨日、久しぶりにクレーンゲームをした。SAOのアスナのフィギュアが欲しくなってしまったのだ。
以前、家のフィギュア類をすべて断捨離したのだが。
一度、はめていた枷を外してしまうと、再び沼にはまっていくのは目に見えているので、気を付けたい。
と、いいながら、すでに新たな物欲センサーが反応。
まずは、宝多六花のフィギュア。
原作のSSSS.GRIDMANは未視聴なので、フィギュアに一目惚れ。気になるのは、メーカーの評判があまりよくないこと。レビューの評価が良ければ買いたい。と思っているうちに、売り切れるのがフィギュアだったりする。
次にこちら。
すでに予約販売が終了しており、プレミア価格でしか手に入らないSAOアスナの水着フィギュア。アリスの水着フィギュアが出るようなので、アスナも再販をお願いしたい。
まさかの朗報だったのがこちら。
ソードアート・オンライン? ≪閃光≫のアスナ アインクラッドのアイドルVer. 1/8スケール ABS&PVC製 フィギュア
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
こちらも、販売からすでに4年経過しているので、中々手に入らないアスナのフィギュア。しかし、まさかの再販決定! 予約開始したら購入したい。
ドラゴンクエスト YOUR STORY 鑑賞
友達と『ドラゴンクエスト YOUR STORY』を鑑賞。
以下、ネタバレ注意。
思ったこと
- 絵(3D描写)が綺麗
- ヒロインのフローラもビアンカも可愛い
- ゲーム未プレイでは序盤の内容についていけない
- 子供向けの演出が多いがシリアスな場面は大人向け
- メタ演出で現実に引き戻されて悲しくなる
とにかく、3DCGを駆使した描写は圧巻。キャラクターの動きが自然で、不気味の谷を感じさせないので、違和感なくドラゴンクエストの世界に没入できる。
その恩恵をあずかっているのが、ダブルヒロインのフローラとビアンカ。二人との幼い頃のエピソード演出がほとんどないため、青年になってからの再会の感動は味わえないが、可愛いのでオールOK。フローラがあまりに不憫な気もするけれど。
次に悪い点。
まず、プロローグがゲーム画面(スーパーファミコン版)なのは、未プレイの私にはつらかった。そこも含めて、3DCGで見たいと思った。
青年になった主人公がヘンリー王子と脱走するシーンなど、子供向けの演出が多く、全体的に大人にとっては緩い展開だったが、パパスの死など、要所要所で暴力的なシーンもあり、対象年齢がよく分からなかった。
特に、最後のメタ演出は、この映画を見ている大人に冷水を浴びせるようで、悲しくなってしまった。「(ゲームなんかやっていないで)いい加減大人になりなさい」は、辛い。「あなたがゲームを始めてからまだ数時間しか経っていませんよ」には笑ってしまった。長い旅をしているようで、たしかにその通り。
もう一回見たいとは思わないが、このCGを利用したリメイクがPS4やPS5で発売されたら、絶対買う。そのくらい絵が綺麗な作品だった。お願いだから、ラストにメタ演出を入れるのだけはやめて欲しい。
そういえば、この監督、私の大好きな映画『ジュブナイル』の監督だった。あの時はゲームを武器に戦っていたのだけれど。監督も大人になってしまったということか。
天気の子 鑑賞 2日目
今日は知り合いと『天気の子』を鑑賞。
昨日不明だった『君の名は。』の登場人物について。
勅使河原は、どこにいるのか分からなかった。まさか、「そういった取材は困ります」と言いながら、実際は饒舌に異常現象を語る気象研究所の研究員だろうか。
早耶香も候補を絞ることしかできなかった。おそらく、船の食堂にいた人か、警察署に入ろうとしていた人ではないだろうか。左目の下にある、涙ぼくろが特徴だと、『君の名は。』のパンフレットを見て思ったが、時すでに遅し。
四葉については、検討もつかず。インタビューされていた三人組の制服少女の一人だったりして。
須賀の妻については、やはり裏がありそう。事務所に警察官の安井刑事が来た時に、冷蔵庫付近に貼られたメモに明日香と書かれたものがあったので、その内容をよく見ると分かるかもしれない。
陽菜の情緒不安定シーンは、まあ、時間が少したって落ち着いたと思えば、納得できた。それでもやっぱり、「気持ち悪い」と言われたら傷つく。
追加で思ったこと。
東京に季節外れの雪が降ったシーン。RADWIMPSの曲の『謎謎』のワンシーンみたいだと思った。悲しいシーンなので曲調とは合わないが、歌詞そのままで、思わずニヤッとしてしまった。
それから、凪が『千と千尋の神隠し』のハクに似ていなくもないので、陽菜と帆高がスカイダイビングしているシーンが、千尋とハクのシーンとオーバーラップした。
須賀は、『化物語』の忍野メメっぽい容姿だな、と思った。力を失って堕落した忍野。
最後に、「大丈夫」というラストの言葉。『秒速5センチメートル』でも、貴樹と明里が雪原での一夜を共にした後、電車のホームで別れる際の言葉で、明里が貴樹に「大丈夫」と言うシーンがある。あの時の「大丈夫」の対象は、貴樹一人だったが、今回は、「僕たちは、きっと大丈夫」と、二人が対象になっている。これは、同じ言葉でも意味合いが全く異なるような気がして、とても感慨深かった。
秋には新しいデザインのパンフレットに切り替わって販売されるようなので、もう一度観に行きたい。まんまと乗せられている気もして悔しいけれど。
天気の子 鑑賞
新海誠監督作品、『天気の子』を鑑賞。
以下、あらすじ。ネタバレ注意。
住んでいた島から体一つで飛び出し、数か月雨が続く東京で彷徨う16歳の主人公帆高と、母を亡くし、東京で弟と二人暮らしをする17歳(自称)のヒロイン陽菜。
帆高はひょんなことから知り合った胡散臭い中年男の須賀の事務所に住み込みで働くことになる。
仕事の内容は、須賀の事務所でアシスタントを務める須賀の愛人(帆高感)である大学生夏美と共に、オカルト雑誌に掲載するための記事を執筆することだった。
そんな折、帆高がホテルに連れていかれそうな陽菜を、以前ごみ箱から拾った本物の拳銃を使って助け、ぎりぎりのところで思いとどまらせる。
実は、陽菜もお金に困っており、働き口を探していたとのこと。そこで、二人は陽菜の持つ、「空を晴にできる力」を利用し、お金稼ぎを始める。
陽菜の弟、凪も加わりフリーマーケット、運動会、花火大会と多くの人に晴れを届ける三人。
そんな時、須賀と夏美が、ある神社の神主から天気を操ることができる巫女の悲しい運命を聞かされる。
その話の暗示する通り、陽菜の体に異変が現れて……
ここから、感想。
背景や人物の影など、新海監督のカラーは健在。しかし、前半は、マックやビール、ポテチ、チキンラーメンなど、スポンサーの商品が盛りだくさんで、CMを見ている気分になり、少し辛かった。テンポが悪く、微妙な空気感が漂う。
都会の負の側面も描いているため、子供の視聴には諸手を挙げて賛成はできない大人向けな作品になっている。とはいえ、高校生、中学生、小学生がメインで活躍するので、対象年齢が微妙なところ。
途中、前作『君の名は。』に登場した、主人公瀧とヒロイン三葉、勅使河原や早耶香、それに四葉も登場し、興奮。てっしー以下三人は、スタッフロールで気付いたので、明日また観に行った時に確認したい。
どうせなら、新宿周辺なので、『秒速5センチメートル』の遠野貴樹も出て欲しかった。
後半は、新海監督の描写を活かした、スピード感溢れる展開で、登場人物の心の叫びも加わり、涙なしでは見られない。
結末は、個人的に、これで良かったのではないかと思う。もし、帆高と陽菜が違う選択をしたら、東京が平和でもやっぱり悲しい。
気になった点を少し。陽菜がホテルに連れていかれるところを、引き留めた帆高。その後の会話中、陽菜が情緒不安定で驚いてしまった。
元のタイトルが『天気雨の君』だったようなので、山の天気と女心は変わりやすい、ということなのか、はたまた、15歳でとんでもないことになりそうだったので、動揺していたのか。明日、もう一度確かめたい。
それから、帆高が線路内を走っていて、誰も止めない点。誰か止めてあげて。
また、作品全体を通して、登場人物の背景説明が少なく、行間を読むのが難しい。ところどころ、ヒントはあるようなのだが、すべてを理解することはできなかった。
須賀の妻は事故で亡くなったと説明があったが、実は天気の巫女だった、ということであれば、なんとなく終盤の行動にも理解ができるのだが。子供と会うためという理由も分かるが、帆高の越えるべき壁となる存在であれば、過去、世界のために妻が人柱になることを選び、止めなられなかった須賀と、世界を見捨ててでも陽菜を助けたい帆高の対立として描いて欲しかった。
作中、嬉しかったのは、陽菜が豆苗を育てていた点。一度刈り取った豆苗を、水に浸して、再度育てる。豆殻の付き方や、育ち具合がリアルに表現されていて、ツボってしまった。インコや文鳥でも飼ってるのかと期待したが、さすがにいなかった。
凪のガールフレンドであるカナとアヤネは、それぞれ花澤香菜さんと、佐倉綾音さんが、そのままの名前で声をあてていたので、笑ってしまった。
雨が降っている日でも、まあいいか、と思わせてくれる、そんな作品でした。
それでも、やっぱり、『秒速5センチメートル』が新海監督で一番好き。